溶けたガラスに息を吹き込む 手作りガラスの温もり/硝子工房・21 勝本一美さん 夏の工房内は50度C以上 最初は陶芸に興味があったそうだ。美術雑誌に載っていた広告を見たのがきっかけで、ガラス教室に通うようになった。後に教室のスタッフにも採用されて、仕事を兼ねて勉強もできるという環境になった。 窯を有する工房を開いて約2年半。宙吹きという技法で、現在は花器、グラスなどのテーブルウェアをメイン .....
凝縮された時間が醸す万年筆の魅力 アンティークショップ/ユーロボックス 藤井栄蔵さん 書斎に似合うアイテムが勢揃い ショーウィンドに並んだ万年筆、インク瓶、ライター、腕時計、グラス、陶磁器など、そのどれもが年代物である。 「7、8年前からは、書斎にある文具類を中心に揃えるようになりました。中でも、万年筆には力を入れています。」 と語るのはオーナーの藤井さん。 モンブラン、パーカー、ペリカン .....
ほとんど一人で講師を務めるが、最近では他分野を専門とするコンサルタントと一緒にセミナーを開くことも少 なくない。この10月にはファイリング技術を専門としたコンサルタントと事務の効率化推進をテーマにセミナーを開催する。永井さんはアウトソーシング(業務の外部委託)の活用と具体策について紹介する予定だ。 「違う分野のコンサルタントがジョイントしてセミナーを開催すると、テーマの幅も広がって複合的になり、 .....
時代がコンサルタント業を求めている、そう思わなきゃ。 パーソネルサポートセンター代表永井 隆雄さん(35歳)—大阪市北区 会社のために一生懸命働いて、売り上げに貢献しているという自負があるのに、同じ職場には大した成績もあげない人間がいるのはなぜなんだ…。 そんな不満が高じた結果、会社を辞めてフリーになった DOPPO人って、意外と多いんじゃないだろうか。 「あまり仕事 .....
ガラス表面にさまざまな意匠を手で彫り込むエッチングや、色の付いた微細な砂を勢いよく噴射させて模様を浮かび上がらせるサンドブラストという技法を学び、ガレージにエアコンプレッサーやサンドブラストの作業を行うためのエッチャーなどの機器をひと通り揃えて、「ガラス工房・健」という看板を掲げた。今年の4月のことだ。 これまでにグラス類や皿、花瓶、インテリアガラス、テーブルの天板など多彩な作品を手がけた。既 .....
果たして「主夫」になってしまうのか、これからが正念場かな。 ガラス工房・健(たける)西口 芳隆さん(41歳)—堺市 自宅のガレージを工房代わりに、エッチングガラスの作家としてスタートしてから半年近くになる。その間、ワイングラスやプレート、住宅用のインテリアガラスなど、さまざまなものを作ってきた。自分なりに技術を高め、ひとつひとつの作品のレベルも上がったように思うし、満足できるものも少 .....
産業廃棄物が商品に そ屋 ●4、5年かけておからケーキ商品化を実現 『おから』のケーキを販売している「そ屋」(東京・港区/電話03・3443・3908)。「自分にしかできないものをやりたくて、偶然おからが廃棄されていると聞いたのがおからケーキづくりのきっかけ」になり、若菜セイ子さんが始めた店だ。 ケーキづくりの知識はあったが、おからの粉づくりには苦心。おからの粉は、偶然見つけたおからでクッキーを .....
手作りのそっくり人形、製法特許も獲得 アナザーワン ●オーダー取次店は国内外に17店舗 「もうひとりの自分=自分とそっくりの人形、もうひとりの彼=彼とそっくりの人形…を欲しいと思う人がいるんじゃないか」という本多彰人さんのアイデアで始まったそっくり人形の店「アナザーワン」(東京・自由が丘/電話03・3717・2230)。しかし、素材やデザイン、そっくり人形の命ともいえる顔づくり等商品化には苦労した .....
仕入れにこだわり独自のルートで木製品を調達 木の郷屋(きのくにや) ●物産展を通して全国にも情報を発信 大阪の天神橋筋商店街に、日用品、文房具を中心とした木製品約700点が並ぶ、ウッディーグッズショップ「木の郷屋」(大阪市/電話06・358・7177)がある。店長の井上哲基さんは以前、テレビの番組制作などを行っていたが、仕事の中で木製品の魅力に出会い独立を決意。85年7月に店をオープンした。 .....
日本で唯一のマッチ専門店 マッチコレクションズ ●店をショールーム代わりにして卸も実施 JR・高田馬場駅近くに「マッチコレクションズ」(東京・新宿/電話03・3366・0208)というマッチ専門店がある。10坪のスペースには昔の図柄を再現した復刻版、徳用マッチ、外国のマッチなど、約100種類のマッチが陳列されている。また、火打ち石、ライターなど、関連商品もある。 なぜマッチなのか。経営者の黒田康敬 .....
出張により売り場面積は日本一 カーテン館「窓」 ●約1000種類を扱うカーテン専門店 出張販売によって商圏を広げているのが、カーテン専門店の「カーテン館『窓』」(東京・武蔵野市/電話0422・55・4181)である。約10坪の店を拠点に顧客宅に出向き、サンプルを試着している。出張販売に使う営業カーには、800種類のサンプルが積み込まれている。 なぜ、出張するのか。「十人十色で表情が違うように、家 .....
三つのマニアショップを一カ所で堪能 ゴジラや ●ビニール人形からブリキのおもちゃまで 最近、レコード、玩具など趣味の商品を集めた店が増えているが、「超」専門店という意味ではピッタリの業種と言えよう。JR高円寺駅から徒歩数分の所にある「ゴジラや」(東京・杉並区/電話03・3336・3178)も、そうした店の一つ。同店はアンティーク玩具専門店で1号店〜3号店まであり、それぞれ売っている玩具が異なる。 .....
日本一小さいホームセンター ●わかりやすい説明と言葉のサービスでお客をキャッチ 日曜大工専門店「ウッドハウス」(横浜市)は、約10坪の売り場にオリジナルの『おみこしキッド』、ネジ・工具・ペンキ・木材など一般 ユーザー向けの商品がびっしりつまっている。 オーナーの西沢正人さんは、お客が買った商品について最低3つの使い方を教える。ハケを買いにきた人には、ペンキを塗るほか、サッシの桟の掃除、ワックス .....
新鮮な果実と独自開発の生ゼラチンで固定客を掴む ●限られた情報提供が購買意欲をそそる 「ゼリー専門店」(東京・杉並区/電話03・3327・3976)は、驚いたことにゼリーだけの平均客単価が4800円。 その理由の一つは、どのゼリーも季節の果物を3層に組み合わせ、バリエーション次第で常時30種類の商品を用意。1種類16個の限定で組み合わせは日々刻々と変わり、同じ商品は1年に1度きりで固定客を決して .....
中高年のための新自営業講座 40歳から始められる独立起業でもうひと花咲かせましょ 40代になっていよいよ仕事にも脂が乗っていく時期、ふと考えると人生のターニングポイントに差しかかっている。今の仕事は本当に自分のやりたいことなのか、定年までの自分の毎日が見えてしまう時期。不惑といえども、己の人生ならば迷うのも当然。60の手習いから見れば、40代なら余裕の選択。そう思いたい。そこで40歳から始 .....
中高年のための新自営業講座 40歳から始められる独立起業でもうひと花咲かせましょ 40代になっていよいよ仕事にも脂が乗っていく時期、ふと考えると人生のターニングポイントに差しかかっている。今の仕事は本当に自分のやりたいことなのか、定年までの自分の毎日が見えてしまう時期。不惑といえども、己の人生ならば迷うのも当然。60の手習いから見れば、40代なら余裕の選択。そう思いたい。そこで40歳から .....
家族の支えが成功の秘訣です 病院を退職した矢野さんは、本格的にパンに取り組むことになる。 家庭でも無添加のパンを作ってほしい。パンを作る楽しさを知ってほしいという考えから、店の厨房を開放したパン教室もコースの数を増やし、『くるみ教室』と命名した。初級、中級、上級とクラスを分けて、ロールパンから始まり、フランスパンまでを教えている。現在、40〜50名の生徒が学んでいる。 今でも毎朝、オーブンか .....
パン作りの楽しさを伝えること それは私のライフワーク パン工房 くるみ 矢野久美さん ●余暇に始めたパン作りがすべての始まり 「私がパン屋を始めることに、娘たちは反対でした。」 4年前のことだが、矢野さんは懐かしそうに話し始めた。 当時、25年以上にわたり看護婦をしていた矢野さんは、月に1回大阪のパン教室に通っていた。通い始めたきっかけは、病院の仕事と家事に追われる久美さんの気分転換にと、夫が .....
二人のラッキーカラーにちなんで命名したorange 将来はAppleに肩を並べたい orange 内藤敬輝、亜紀子さん ●ゼロから始めたDTPがさらなる自信に デザインから印刷までをトータル的に扱う会社に勤めていた敬輝さんは、在職中にDTPの部門を開設した。 個人的にはMacを使いこなしていたので、開設にあたっては当然のように中心的存在になる。最初、会社が買ってくれたのはMacが2台。敬輝さん .....
老舗じゃないから、秘伝もない 確かな味と自由な発想で勝負 手造りそば あり田 有田英昭、雅江さん ●早期退職の通知でそばの道へ 映像部門でコマーシャルフィルムを扱っていた有田英昭さんにも、早期退職希望者の通 知がきた。対象年齢が40歳以上に引き下げられたためだった。どんなに残業があろうとも好きな映像の仕事だっただけに続けられたが、デジタル化の波を感じつつ、いつかこのような日がくることは予感してい .....
SOHO的展開を志向する人ならば合名・合資会社 次に、合名会社スタイルでは共同経営者が必要なので、それがいない人は困ってしまう。まう。そこで、経営には参画しなくていいから、出資だけをしてもらうメンバー(有限責任社員と呼ぶ)も参加してもらう組織をつくるとする。そうすると、ひとり以上の経営者+ひとり以上の出資者という社員構成になり、これが合資会社(英語ではリミテッド・パートナーシップと呼ぶ)なのであ .....
有限会社よりもはるかに有利な合名会社・合資会社 有限会社の設立ガイドブックを開くと、株式会社に比べていかに有限会社が有利かを得々と述べている。個人で独立起業を考える人は「有限会社にすべき」と断言している本も少なくない。いったい有限会社のどこが有利だと言うのだろうか。 従来の会社設立ガイドブックにはその根拠として次のような三点を挙げている。 ●株式会社よりも資本金が少なくて設立できる ●株式会社 .....
資本金1万円で設立できる 合名・合資会社はSOHOにぴったりの会社 お金はないけど明日から社長になりたい——そんな人のためになんと資本金1万円で設立可能な会社があった。合名・合資会社がそれである。ちゃんと法律で認められた会社だから、有限や株式に比べても何の遜色もない。会社設立にもこんなスゴイ裏技があったのだ。 株式・有限と合名・合資とはいったいどこが違うの? たった1万円の資本金で会社をつくる .....
旅行代理店の添乗員から脱サラしてラーメン店経営者に転身 ラーメン店は家族で経営するのが一番 近藤政由さんが22年間勤めていた旅行代理店を退職したのは、2年前の5月のことだった。バブル崩壊後、旅行代理業界も不況のあおりをモロに受け、近藤さんが勤める会社の業績も芳ばしくなかった。近藤さん自身の昇給は止まり、先行きのメドも立たないままサラリーマン生活を続けることに不安を抱いていた。 「先行き不安で、 .....
第二の人生は町の手づくりお弁当屋さん 年配夫婦の家族的経営がお客を増やすコツ 西川さんは64歳になったとき、第二の人生として弁当屋さんを開業した。3年前の冬のことである。妻の一子さんはずっと専業主婦で、夫婦一緒に働くのは未経験であった。 喜雄さんは、東京・中央区で弁当店を経営する兄の下で働いていたが、傍から見ていても弁当屋商売は結構儲かることを実感していた。 「手堅い商売なんで自分でやってみ .....
脱サラするならリスクの少ない堅い商売を選びたい チケット安売り店は手堅くて損をしない商売 「サラリーマンを辞めて商売を始めると聞いたときは冗談かと思いました」 池文男さんの妻・紀子さんは、夫から突然独立の意思を伝えられたとき、とまどいがあったが、結局夫の意思の固さを理解し、ともに商売を始めることにした。 「もちろん反対はしましたけど、いやな思いをしてまで会社勤めを続けても意味がないですから」 .....
アンチ繁華街の発想が地域密着型の居酒屋を誕生させた 居酒屋「鶴亀」チェーンは埼玉県児玉郡にある。いまから7年ほど前、居酒屋という業種が立地するにはおよそふさわしくない土地にこの店はできた。 「安くておいしい料理を出す居酒屋であれば、たとえ田んぼのど真ん中でもお客は来るはずと自信をもっていたんですが、最初、現地を見たときはさすがに不安を覚えました」 田中さんは20歳の頃から板前修業をし、数店の .....
好きな骨董の仕事で身を立てた幸せを実感 ちりめん遊 ギャラリー美 代表/榊原美穂乃さん 5年間の苦闘が磨いた創作の感性 榊原さんは、22歳の頃から昼はOLとして働き、夜は骨董屋の露店を手伝って勉強する生活を7、8年続た。そして28歳のときに骨董店「面 白屋」を埼玉県・川越市に開業。骨董のキャリアはもう15年にもなる。 その当時の開業資金は貯金をはたいた100万円 .....
供たちに良い本を読んでもらう強い願望が独立のモチーフ 子供の本屋ピッピ 代表/太刀川正子さん 大人も子供も集うコミュニティスペースにお店が変化 「私自身は本のない時代に育ったので、本については思い入れが強いんです。良い本に出会う喜びや感動には素晴しいものがあります。子供と一緒に本を読んでいたら、私のほうが夢中になってしまい、子供たちに良い本をたくさん読んでもらいたいと思う .....
音楽好きが集まって本物志向の音楽教室を開校 音楽カルチャースクール「音屋」代表/浮羽ひろみさん ゴスペルソング講座が女性達に大人気 「音屋」を主宰する浮羽ひろみさんは現役の作詞家である。その仕事柄、スタジオミュージシャンの仲間が多く、人に教えるのが好きな人が何人か集まって、自然発生的にこの教室は誕生した。 いま音屋には14歳から38歳までの生徒が通ってくる。平均年 .....