仕事がどんどん受注できる職務経歴書・業務経歴書の書き方 (お仕事講座(自立独立開業ガイド))
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仕事がどんどん受注できる職務経歴書・業務経歴書の書き方

仕事がどんどん受注できる
─職務経歴書・業務経歴書の書き方─

倒産や縮小が続く日本経済で、今、私達の仕事に関する考え方は、大企業指向の集団形成型業態から個別能力追求型業態へ変化してきています。今後も企業のアウトソーシング化が進む中、ニーズは更に拡大していくものと考えらます。では、在宅ビジネスや SOHOではどのように仕事を見つけていけばよいのでしょう。もともと在宅ビジネスやSOHOは、日本の多くの企業が行ってきた社内組織固めの考え方から、市場の激しい競争に勝ち残るため、従来の社内組織にはない個別専門性やネットワークの必要性から発生し、一方では個人の労働意識の多様化により組織に頼らない自立型人材の増加によるものです。

 もっとも安定した受注というのは、何らかの形で今まで在籍した企業からの委託などによる受注、これが基本となります。当然ですが、この方法は、以前勤めていた企業からの定期収入が見込めるため、余裕を持った活動が行えます。さらに、前職での評価による人脈開発が行いやすいのです。「独立・起業して今更前の会社とのコネクションなんて…」などと考えず、まず、前職との関係をしっかり見直すことが大切。


●明確な金額でコストダウンをアピール

 第一番目に考えられるのは、やはりインターネットを使ったホームページの公開でしょう。しかし、現在ほとんどの人がホームページを作成する時代であり、又、それらは非常に高い品質で提供されています。ここで差別化を図るためには、クライアントのニーズ、つまりコストの削減と専門性をアピールすることです。例えば「オーダーメードのホームページを従来の50%Offで作成する。」「ワープロ入力をA4、1枚300円でパート採用よりもメリットが大きい。」など、明確な金額で明らかにコストダウンを図れることを明記すことがポイントでしょう。


●コンタクトをとって会うことから始める

 専門性については「コンピュータ技術を専門に学び、ホームページ作成には自信があります。仕事を頂き作品にご満足いただけなければ料金は頂きません。」等、強くアピールするとともに、とにかく一度コンタクトをとる機会を作るべく、クライアントが興味を引く内容を盛り込むことが大切です。

つまり、ここで重要なことは、ホームページを単なる自己紹介の場ではなく、店舗として利用するということなのです。又、ホームページに自分の現在の取引内容を公開し、職務経歴書にE・MAILアドレスを添付すれば、完璧な実績表として高い専門性の評価を受けることが出来ます。

●法人登記も積極的に考えてみる

 翻訳やテクニカルライターなどについては、クライアント側の守秘義務の厳格化から業者選定が厳しいため、可能であれば法人登記をして信頼度を高めることも必要でしょう。その他に、ニュースリリースを配信して、マスコミに記事として取り上げてもらうようにすることも効果 的です。費用はタダですし、掲載されれば注目度は倍になります。例えばメールに書いてある話を紹介する時「名前とホームページのURL」を載せるだけでも広告効果 があるのです。


●意外と安くつく 新聞の三行広告も狙い目

 次にアナログ的ツールの活用を考えましょう。例えば新聞広告です。ペーパー媒体はコスト高と考えがちですが、新聞の3行広告等は1行あたりいくらという金額で計算しますので、実は非常に低価格な広告媒体なのです。例として「パソコンなんでも指導。まずは体験レッスンから。」等の文面で連絡先を明記し1行1500円とすると、3行で1回4500円、週2回で月8回掲載すると月36000円となります。チラシやDMなどに比べるとかなりの低予算となります。但し、注意点として、パソコン通信やインターネット上でのやりとりしか必要としない業種以外では、活動の都合上、全国紙では効率が悪いので、地元の新聞などに掲載するとよいでしょう。


●最初の受注は挨拶代わり「関係作り」のサービスもアリ

 その他、地域内のミニコミ紙や不動産会社などが発行している地域リサイクルニュースなどは、その多くが無料又は安価な掲載料で広告掲載が可能なので大いに利用すべきです。そして、この方法では、電話やメールなどで問い合わせのあったクライアントに対する対応を確実にしかもスピーディーに行うことです。最初の問い合わせは仕事の受注ではなく「人間関係作り」と認識し、できれば「1回目は無料サービスでお試し下さい。」というように、直接接触を行うようにすることが必要です。「パソコン指導」等は、一度無料サービスを実施できれば、その80%は受注可能なのです。


●チラシ、パンフレットを置いて 協力してくれる店も大切

 その他のアナログ的手法として、専門紙(DOPPO,アントレ等)への掲載、業界関連業種への広告拡販協力、つまりパソコンを使用する業種であれば、パソコン販売店にチラシやパンフレットを置いてもらい、顧客紹介の人数につきバックマージンを支払う形式などがあります。これらの方法は販売店側でもメリットが生まれるため協力してくれるお店も十分考えられます。


●名刺も大切な営業ツール 名刺と作品は持ち歩くのがベスト

 人脈作りによる営業活動です。積極的な異業種交流会などへの参加により人脈を広げるわけですが、これらの時間に対する効果(費用対効果)を高めるためのポイントとしては、自らが交流会の主催又は役職として参加することです。このような役目は大変ですが、常に新しい人といち早く出会うことができ、自分も相手の方から常に注目してもらえます。そこで売り込みツールとして名刺がありますが、名刺はとにかく目立つものを作りましょう。

 例えば、顔写 真・自分のモットー・出身地・趣味・家族構成等の記載された斬新なデザインなものを渡せれば、相手は常に顔と名前が一致し、出身地や共通 の趣味でお互いに共感でき、「人間関係作り」は成功です。つまり、名刺交換は単なる挨拶ではなく、お互いGive&Takeの考え方で分かり合えるよう話し合い共鳴する場なのです。

 そして、頂いた相手の名刺には必ず相手の特徴(特に顔の特徴)とその日の日付を記入しておくことが大切です。さらにお会いした方には遅くても翌日までにはE−MAILや直筆感謝メールを出しましょう。必ず「人間関係作り」の第一歩となります。その他営業ツールとして自分の作品集、取引職務経歴書・事業内容を明記したパンフレット等は必ず持ち歩き、どこでも説明が出来るよう常に準備しておくことが必要でしょう。
 

ワンポイントアドバイス

 在宅ビジネス・SOHOビジネスを行っている方、又これから行う方は税金や社会保険にも注意をしていただきたいと思います。例えば、会社を辞めて独立した場合、通 常、健康保険から国民健康保険へ変わります。(2年間任意継続という方法もありますが)この時病院にかかった場合、自己負担額は2割から3割に増えます。

 年金も厚生年金から国民年金に変わりますが、きちんと国民年金に加入していない時に、万が一事故などで障害者になった場合、障害年金がもらえず、一生涯無年金となってしまうケースも考えられます。又、税金面 でも、開業届の提出から日々の現金出納帳の管理、経費の管理、確定申告など多くの事務手続きがあることもぜひ認識しておいて下さい。

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