時代がコンサルタント業を求めている、そう思わなきゃ。
パーソネルサポートセンター代表永井 隆雄さん(35歳)—大阪市北区
会社のために一生懸命働いて、売り上げに貢献しているという自負があるのに、同じ職場には大した成績もあげない人間がいるのはなぜなんだ…。
そんな不満が高じた結果、会社を辞めてフリーになった DOPPO人って、意外と多いんじゃないだろうか。
「あまり仕事もできず、毎日遊んでいるように見える人間はどんな会社にも必ずいますが、その人たちの食い扶持ま面倒見る必要はない、と思ってしまいます。これって、けっこうストレスがたまりますよ」
こう語る永井さんは、慶応大学文学部を卒業して石油会社に就職。その後、大阪に戻ってビジネスコンサルティングの会社に入り、約3年ほど人事制度を中心とするコンサルティング業務に従事した。その会社での前述のような体験がフリーになることを決心させたのだが、同時にそこで培った豊富なキャリアが、現在の仕事のバックグラウンドを形づくるもとにもなっている。今年の4月に経営コンサルタントとして独立した。
コンサルタント業の強みは、しっかりとした専門領域を持っていること。永井さんの場合なら「パーソネル(人事上の)サポート(お手伝い)」という言葉からもわかるように、人事システム全般に関わることが専門。たとえば、企業と人のミスマッチを防ぐための面接マニュアルづくりをアドバイスしたり、従業員一人一人の職務についての評価システムを確立して、事業戦略に直結した人事と組織の活性化策を提案する。
企業との出会いの場となるのは、経営者や幹部社員を対象に行うセミナーである。これは月に二〜三回、大阪の中心オフィス街・御堂筋界隈にあるビルの中の小ホールや、公共施設の会議室などを借りて開催するもので、一回に約二十社ほどが参加するという。セミナーの案内は、開催要項をまとめたチラシ持参で企業の総務担当者に直接アプローチする。